懸垂下降の考察2 [(英) Rappelling] [(独) Abseilen]



070607 よっちん記


懸垂支点工作でのロープの結束

立木やピナクルに捨縄を掛け支点にする場合、太いストランドなら、一重(ひとえ:ループ)での結束はダブルフィッシャーマン・ノットか、フレミッシュ・オーバーハンド・ノットで良いと思うが、細いストランドでの二重(ふたえ:ワンターン)での結束はどうか考察しました。


アンダーラインの名称をクリックすると画像が出ます。

1、ターンイン・ダブルフィッシャーマン・ベンド

 一般的な遣り方。キレイにコイルし結ぶ事。結び目内をループが通るのでスライドし、二つの輪に均一に力が分散され、形が崩れない。だが、片方の輪が切断すると片方もスライドし一本のストランドとなる。支点の崩壊。

2、センターオバーハンド・ダブルオバーハンドー・ベンド
 形は上記に類似するが、ダブフィの真ん中にオーバーハンドでコロシを入れる。ストランドのセンターでオーバーハンドノットを作り双方向から目に手を通し、両手をダブルオーバーハンドで結ぶ。センターのオーバーハンドの結び目がストッパーになるので、片方の輪が切断しても残りの輪に影響がない。

3、ダブルループ・フレメッシュ・ベンド
 更に上記の残存強度を高めた物。相対方向からの通しエイト結びになる。ストランドのセンターでエイトノットを作り双方向から目に手を沿い通たもの。ダブルストランドのフィギアエイト・フォロースルー・ベンドになる。二つの輪はそれぞれが完全なループなので片方の輪が切断しても、残りの輪に影響がない。慣れると簡単。

オリジナルですので、使用に際しては熟考下さい。